お座敷遊び「投扇興」を手作りしてみた

みなさんは投扇興(とうせんきょう)というゲームをご存知でしょうか?
あまり聞きなれない名前かも知れませんが、どんなゲームか実際に見れば「あーあ、知ってる!」となる人もたくさんいると思います。
多くはありませんが、テレビで取り上げられているのを実際にすけぞぉも何度か見ています。

投扇興とは舞妓さんとお客さんが楽しむお座敷遊びの一つです。
舞妓さんといえばご存知の通り、京都の祇園ですね。
以前は盛んに遊ばれていたようですが、実際に今でも遊ばれているのだとか。

ゲーム内容を簡単に説明すると…
的を狙って扇子を投げます。
倒れた的と扇子の落ち方や向きで点数が決められ、得点が高い人が勝ちというゲームです。

今回はゲームで使用する投扇興の道具を手作り(ハンドメイド)してみました。

それでは動画をご覧ください。

お座敷遊び「投扇興」を手作りしてみた

不器用な男に手芸はムリ!

さっそく作ってみようと思ってインターネットで検索しました。
実際に投扇興の道具を素人が手作りしているものはほとんど載っていませんでした。
ですが…根気よく探していると、女子高生がやっているブログ(サイト)にたどり着きました。
その女子高生がどういう経緯で作ったのかは謎です(笑)

彼女のブログでは裁縫で投扇興の道具を作っていました。
必要なものは全て100円ショップで揃えたらしいです。

さっそくすけぞぉもそのブログを見ながら真似して作ろう!
そう思ったのですが、すけぞぉはめちゃ不器用なのです。
特に手芸は経験もほとんどないですし、できる気がしません(笑)

個人の考えではありますが、手芸は経験もそうですがセンスが問われると思います。
その両方がないすけぞぉにはムリな気がしたのです。
というか、実は動画撮影する前に裁縫に挑戦してみたんですがやっぱり無理でした(泣)

でも作ることは諦めたくなかったので、何とか別の方法で考えました。
ということで完全自己流で工作し、完成させたのです。

すけぞぉ流で手作りしてみた

投扇興の道具は的(蝶)と的を乗せる台を作ります。
蝶と台にわけて作り方を紹介していきます。

まずは蝶作りです。
下記が必要な道具です。
蝶の準備物

  • ダンボール
  • はさみ
  • 鈴2つ
  • ボンド
  • ペン

1.ダンボールにペンで蝶の形を下書きします
下書き

2.下書きした蝶をはさみで切り抜きます
切り抜き蝶1

3.もうひとつ2と同じものを、計2つ作ります
切り抜き蝶2

4.布を用意し、今度は布で1~3の手順を行います

5.切り抜いたダンボールに4で作った布をボンドで貼りつけます(それぞれ1つずつ)
切り抜き布蝶

6.布が貼っていないダンボールの裏面のサイドに鈴を1つずつつけます

7.ダンボールの裏面同士を貼り付けて一つの蝶にします
蝶完成画像

次は蝶を立たせる為のバランス台を作っていきます。
実は時間短縮のため、撮影前に作っておきました。

8.ダンボール&布を丸く切り、真ん中に蝶を差し込める形に穴を開けます

9.ボール紙を丸めたものを丸切りダンボールの裏に貼ります(底部分になる)
蝶マット裏

蝶マット完成

最後に蝶を置くための枕(台)と台下に敷くマットを作っていきます。
さほど説明することもありませんが…(笑)

用意するものは下記です。
台&台下マットの準備物

  • 紙パック2つ
  • 千代紙
  • ボンド
  • はさみ

まずは台の部分を作っていきます。

1.紙パック1つ用意し、口の部分を完全に開きます(2箇所)

2.口の部分(紙が柔らかい部分)をはさみでカットします
パックカット1

3.カットした紙パック前面(底&側面)千代紙を隙間なく貼っていきます
台完成

ポイントは千代紙を使用することですね。
折り紙ではなく千代紙を使うことで味がでます。

続いてマットを作っていきます。

4.もう1つの紙パックを平たくなるように(口と底もカット)開きます
パックカット2

5.千代紙を全面に隙間なく貼ります
台下マット完成

6.台とマットをボンドでくっつけます
台&台下マット完成

以上で完成となります。
テキスト説明だと分かりにくい所が多々あると思いますのでぜひ上記の動画でご確認ください。

投扇興はテレビ番組のイメージが強い

今が2014年ですから、だいたい15年くらい前でしょうか。
「しあわせ家族計画」というテレビ番組がありました。
家族の大黒柱であるお父さんが番組が用意したゲームに挑戦します。
1週間の練習期間を経て、本番一発勝負で成功すれば300万円獲得という番組です。

番組が用意するたくさんのゲームの中の1つが投扇興です。
すけぞぉの中でその印象がとてもあります。
この話を聞いて思い出した人もいるのではないでしょうか。

投扇興の道具の正規の値段はいくら?

しっかりした公式(正規)の道具って一体いくらするんでしょうか。
気になったのでちょっと調べてみました。

インターネットショッピングで商品を発見。
あまり数や種類はないのですが、販売はしていました。
値段は大体2万円前後~3万5000円前後ぐらいです。
それなりに値段がしますね(汗)

値段が張るものは金箔(きんぱく)が塗ってあったり、物自体がしっかりしているみたいですね。
そう考えれば値段にも納得かな。

作ってみた感想

手芸でも工作でもやはり不器用なものは不器用ですね(汗)
ハンドフリーで蝶を下書きした段階で、すでに左右非対称です。
そういうのもやはりセンスなんでしょうね。
ちなみにすけぞぉは絵心もありません(笑)

それでもおそらく、手芸するよりも工作の方がまだマシにできた思います。
よっぽど小学生の方が上手に作れると思いますわ。

投扇興の道具ですが、せっかく手作りしたいので活用したいと思います。
今度はる蔵と投扇興の対決動画でも撮影しようかなと勝手に計画しています!

記事作成者:すけぞぉ

スポンサーリンク

コメント

  1. 大伴細人 より:

    工作のできは…少し遠目で見れば全然大丈夫ですよ。
    むしろ良い感じの手作り感が出てます。
    なぜ、投扇興を作ろうと思ったんでしょうか?
    目の付け所にセンスを感じます。

    • すけぞぉ より:

      工作の出来は…まぁ諦めてますけどね(笑)
      不器用な感じの手作り感は出てるかな?と思います。
      投扇興は何となく作ろうと思いましたね。
      これといって特に理由はないですねぇ。

すけぞぉ にコメントする

ページの先頭へ戻る