13日間のアリの巣観察で分かったアリの凄さ!経過記録と変化をまとめてみた

過去記事「アリの巣観察キット!アリのハウスを組み立てアリを捕まえてみた」の続編記事になります。今回は13日間アリのす観察キットの中で過ごすアリ達が巣作りする様子、変化等をまとめてみました。
アリは働き者とよく言われますが、まさしくその通りの結果になり、心底尊敬しちゃいましたよ。これぞまさしく偉業ってやつです。

13日間のアリの巣観察で分かったアリの凄さ!経過記録と変化をまとめてみた

観察日記と経過記録の変化

※毎日記録をとっていたのではなく、何かしら変化があった時に記録にするといった形です。

1日目(観察初日)
アリの巣観察1日目
小さいあり5匹、大きいアリ10匹を捕獲して観察開始。
アリの捕獲では、つかみ取り方が少し心配だったが元気良くハウス内を動き回っている。
エサはチョコレートクッキーを使用。今のところエサに寄りつく気配は見られない。

2日目
アリの巣観察2日目
小さなアリは活発にうろちょろしていたのですが、一方大きなアリは元気がない。エサ場にもなかなか寄りつかないためお腹が減っているのかもしれない。
また巣を作る様子も見られなく、集団で固まっている状態。もしかして弱ってきている?

その対応策としてエサをクッキーではなく、アメにしてみました。まだ一日目ですので、大きな動きはないかもしれないがこの先少し心配だ。
もう少し様子を見てみるつもりですが、状況によっては新たなアリを捕まえてくる必要があるかもしれません。

4日目
アリの巣観察4日目
アリ達、そして巣に大きな変化あり。
小さいアリはハウス内で見かけなくなり、脱走もしくは…という感じ。巣に関しては巣作りをはじめたようだ。
エサ場に渡りやすいように道が作られていたことはビックリ。その小さな頭にその頭脳と賢さ…素晴らしいわ。

6日目
アリの巣観察6日目
仲間の死体を運んで砂で埋めた生存しているアリ達。死体の場所が移動していたので間違いないと思われる。
そして生活環境の変化なんですが、以前までは地上部分で生活していたものの、自分達が掘った穴に引っ越し、その中で生活するようになった。
引っ越し前と引っ越し後
黄色枠:引っ越し前
赤枠:引っ越し後

11日目
アリの巣観察11日目
4日目で巣の大きな変化があった以来、多少の変化はあるもののあまり大きな変化はなかったが、巣が拡大された。

13日目(観察最終日)
アリの巣観察13日目
巣を拡大している変化は見られるが、砂を運ぶスペースがなくなってきたこともあり、ここで観察を終了とすることにした。
上記の写真を比較をしてみると一目で分かるが、短期間でここまで大きな変化をもたらした。その仕事っぷりの偉大さに敬意を表す思いだ。

観察終了後は、アリを故郷へ返す。
そして使い終わった「アリのす観察キット」を洗うことにしました。洗えばまた再度使えるのも良い点ですよね。

※関連リンク:アリのす観察キット(Amazon)

あとがき

正直な話をすれば、アリは多くの仲間と一緒に働くからであって、たかが10匹程度のアリを捕まえたところですぐに大きな変化なんて見られないと思っていた。ですが、それは大きな間違いでしたね。
10匹でこれだけの働きとその変化を見せられて、何百、何千、何万という数のアリが集まれば無敵みたいな…そんな風に感じましたね。
また、人間とアリとでは生態の違いはあれ、この忍耐力は見習いたいと思う。辛抱強く、そして根気のいる作業にも必死に取り組む姿を見ていて、アリの凄さを実感した次第でございます。
アリの砂運び
俺もアリのように精一杯仕事に励んで成果を出してやるぞー。

記事作成者:はる蔵

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