お座敷遊び「金比羅船々(こんぴらふねふね)」をやってみた

前回は投扇興対決のお座敷遊びお届けしましたが、今回は“金比羅船々”というお座敷遊びをやってみました。
すけぞぉは以前にテレビでお客さんと舞妓さんが遊んでいるのを見たことがあります。
とても盛り上がっていて楽しそうだからいつかやってみたいと思っていたんですよ。

対決はまるみた旅行の宿泊先ホテルにて、すけぞぉ&はる蔵で行いました。
すけぞぉは遊び方を何となくは理解していたのですが、実際にやったことはありません。
はる蔵は遊び方を知らなかったので対決前にすけぞぉが簡単にルールを教えました。

それでは動画をご覧ください。

お座敷遊び「金比羅船々(こんぴらふねふね)」をやってみた

「こんぴらふねふね」の「ふねふね」正しい漢字表記は?

インターネットで「こんぴらふねふね」と検索してみてください。
「ふねふね」という漢字表記は異なるものがいくつも出てきます。
金比羅船々、金比羅船船、金比羅舟舟、金比羅舟々などがあります。

どれが正式な漢字表記なのかはわかりません(汗)
すけぞぉ調べの結果、数的に多いのは金比羅船々でした。

金比羅船々の遊び方

まずはじめに…
金比羅船々(こんぴらふねふね)とは香川県の民謡のことです。
京都祇園で行われている遊びなのになぜ香川県の民謡が使われているかは不明です(笑)

この遊びは2人で行います。
互いに向かい合わせになるように座り、二人の間に高さのある台を置きます。
その台の上に手で掴むことができる掴みやすい物(「椀」と呼ばれるもの)を置いて準備完了です。
我々は椀を持っていないのでホテルの部屋にあったプラスチックコップを代用しました。

そうしたらゲームスタートです。
金比羅船々を歌いながら音楽のリズムに合わせて、交互に台の上の物に手を“パー(手の甲を上)”にして乗せます。
自分が物を掴んで上に持ち上げた時、相手は物が置かれていない台の上に手を“グー(手を握る)“にして乗せます。
そういった動作を繰り返し、先に間違えたほうが負けです。
要は相手に間違えさせるように誘い込むのです。

テキスト説明ではわかりにくいかと思いますが、非常にシンプルなゲームなのです。
動画を見ていただければ一発でわかると思いますのでぜひご覧いただきたいと思います。

音源は事前にスマホでダウンロード

本当はゲーム中は金比羅船々を歌いますが、事前に歌詞は暗記をしていませんでした。
逆に歌詞を暗記していれば音源がなくてもアカペラのみでもゲームを行うことはできます。
ということで歌詞を暗記していない我々は金比羅船々の音源が必要なるということです。

残念なことにすけぞぉは未だにガラケー(ガラパゴス携帯電話の略)です。
スマホ持ちのはる蔵に頼んで事前に音源をダウンロードしてもらいました。
実際の対戦ではスマホを活用しながら行いました。

まるみた的ルールで対戦してみた

ゲームを3回行い、勝利数が多いほうが勝ちというルールにしました。
上記では話していなかったのですが、本当の芸者(舞妓はん)との遊びでは対戦相手の舞妓さんと三味線等の楽器で音楽を弾いてくれる舞妓さんがいます。
つまり間違えるまで永遠に三味線を弾き続けてくれます。

しかし、スマホでダウンロードした音源は曲に終わりがあるので間違えるまで永遠に行うことはできません。
曲が終わりまでたどり着いても勝負がつかない場合も出てくるので、その際は引き分けとし、次の試合となります。

例えば3回勝負しても1勝1敗1引き分けもあるし、3引き分けもも十分ありえます。
3回で勝負がつかなかった場合は延長戦を採用し、決着がつくまで行うというルールにしました。

対決の結果&あとがき

勝負は延長戦まではいかず、3回以内で決着がつきました。
結果はぜひ動画で確認していただきたいと思います。
なかなか楽しい動画になりましたよ!
動画内では対決が終わった後、はる蔵が「楽しかった!」と言ってくれたのでこの企画を持ち込んでよかったですし、すけぞぉ自身もめちゃ楽しかったです。

この遊びですが、使用する音楽を変更することでより楽しめると思うんですよね。
金比羅船々はゆったりとした曲ですが、例えばアップテンポ系の曲にするのも面白そうですね。
いかに相手を混乱させるか、自分がどれだけ集中できるかがポイントになりそうです。
慣れていない最初のうちはゆっくりな曲からはじめるのがいいと思いますよ。

お座敷遊びとは言うものの、音楽や台、物があれば気軽に自宅でも出来ますので友達同士でやってみてもおもしろいと思います。
ぜひチャレンジしてみてください。

いつかは京都で本物の舞妓さんと勝負してみたいなぁ~(Byすけぞぉ)

記事作成者:すけぞぉ

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